島自体は、車で一時間もかからずに一回りできるほどの大きさ。
青年村みたいなところがあって、そこには(どうやら島で唯一の)海水浴場やキャンプ場もあるんだけど、今回はそこからちょっと外れた、島の人しか行かないような浜辺で泳いだ。
遠浅で、ちょっとした岩場もあって、シュノーケルで浮かんでるだけで、熱帯の様々な魚が目の下を泳いでいって、ちょっと感激。
あと、360度視界を遮るものがないので、空の広さを実感。様々な形の雲が見渡す限りに浮かんでいるのだ。雲って面白いもんだと、生まれて初めて感じたかも。


そして今日は、対岸の本部港に渡り、そこでも泳いだ。目と鼻の先なので、船に乗って30分ほど。こちらでも、あえて海水浴場ではなく、穴場っぽいところでひと泳ぎ。地元のダイバースクールが講習に使っているようで、大げさな装備をした数人がちらほら見えるけど、とにかくずっと遠浅なので、シュノーケルだけでも十分に熱帯魚観察を楽しめるのだ。100mほど沖に出るとサンゴ礁があって、そこでは、図鑑や水族館でしか見たことないような奇麗な魚が、海面に浮かんでる僕を気にも止めることなく、すいすいと泳いでる。
そういえば小さい頃は、本物のヒトデを見るのが夢だったけど(なんせ都会育ちなのだ)、赤いのと青いのを手でつかむことができた。意外に固いのね。
ナマコとウニもわんさか。でも、さすがに素手ではつかめなかった。

海は暖かく、陽射しは強い。あっという間に陽に焼けた。でも、とても涼しい。晴れているのに、時々雨が降るのも愛嬌。なんせ、ちっちゃな雨雲が移動するのが見えるのだ。まるでマンガみたい。
夕陽もとてもきれい。こちらの人は、夕方になってから外に出てくるそうで、普通なら海からあがるような時間から、ちょっとずつ浜辺に人がやってきた。