真夏日の祝日、和音堂初上陸です。
知り合いのミュージシャンがよくライブをしていたので足を運んだことは何度かあるんだけど、まさかマスターが同じ高校・同じクラブの先輩だったとは。
しかも、天岡さんとも昔バンドをやってらしたということで、世間は狭いのです。
そんな縁もあって、ついに初登場。
入りは17時。サクサクとリハは終了。この前のRAGと同じように、近くのすき屋へメシを食いに。天岡さんが例によって店の女の子にボケをかます。
それにしても、天岡さんは食欲が旺盛。それに引き換え、若い吉村くんは、牛丼の並ですでにお腹がいっぱいだとか。大丈夫か。
ちなみに僕は、牛あいがけ五目丼。おいしい。
そんなこんなで、暑さをしのぎながら開演へ。
トップバッターは30 Over Road。ブルースっぽいオリジナルをやる2人組。実はCharが大好きらしくって、今日の僕のセットメニューに入ってた「闘牛士」をリハで聞いて食いついてくれた。わあ、実は歌詞が不安なのだ。
で、ほぼ定刻で出番。客席には、久しぶりの人や初めての人とか、わいわいといてくれて和やかな雰囲気。いいぞ。
ステージに上がる直前、サチ子さんから、胸のボタンをもひとつ開けろとの指示。セクシーすぎて、みんな鼻血を出さないか?
そんなんでスタート。今日は白シャツです。
セットリストはこんな感じ
1.眩暈(めまい)
2.街路樹
3.途中の家
4.サムライ
5.闘牛士
6.宿無し
7.傷だらけの天使
8.そっとおやすみ
9.カナリア
10.舗道のひまわり
11.運命の行方(ほしのゆくえ)
今日はギターアコースティックということで、久しぶりに「街路樹」と「途中の家」をラインナップ。
ま、アコースティックといいながら、吉村くんはエレキギターなんですけどね。
実はリハの時、中音(なかおと:ステージ上で聞こえる音)がちょっと小さいかなと思ってたんだけど、本番になるととてもいい感じ。凄く歌いやすい。
アコースティックの時は、もの凄く小さいピアニシモで歌うことができるので、オトナになって「引くこと」を覚えた僕は、とてもいい気になって歌ったりできたりするのです。
中盤はカバー曲大会。男臭い曲で攻めてみました。「闘牛士」は、やっぱり歌詞がむちゃくちゃになった。
「宿無し」は、ぐっとテンポを落としてストーンズっぽいロックンロールに。いい感じだったと思うんだけど。
今日の目玉は小山卓治の「傷だらけの天使」。熱い曲です。高校生の頃、ライブで一回歌ったなあ。その時は一番高い音が出なかった。今はそこも歌えて嬉しい。
実は2日ほど前に、とある方からリクエストをいただいて、急きょ布施明の「そっとおやすみ」を、ひとりで弾き語りました。よかった、知ってる曲で。
ラストはいつも通り。
「舗道のひまわり」をアコースティックでやるのは初めてかな。でも盤石のラインナップ。
たぶん時間を超過したと思うんだけど、みなさん最後まで見ていただいてありがとうございました。最後まで和気あいあいとやれてよかった。
打ち上げでは、マスターからビールをご馳走になりました。
ライブハウスは、いわばそのオーナーの城なので、キャラクターやポリシーががそのまま雰囲気に反映されるんですね、当たり前だけど。
打ち上げもとても楽しくて、暖かく仲間に加えてもらえるのがこんな嬉しいものだと再認識。
さっそく次のブッキングも決めていただいて、いや、うん、いっちょ張り切るぞ。
せっかくだから、ハコに合わせてチューンナップするというか、和音堂でやるときは和音堂でしか聞けないような、そんなスタイルを作り上げていこうと、そんな決意の夜でした。