形状記憶合金なんて言葉が出てきたのはいつ頃だったかしらん。形状記憶繊維なんかも出てきた時はずいぶん話題になったけど、シワにならないシャツとか、ほんとに画期的で便利よね。
人間の体も意外とそんな風にできてるって、気づいてましたか?
2ヶ月ほど前、初めてボクシングジムに体験で行った時のこと。パンチよりもステップが難しくて、手と足の動きがうまく繋がらない感じに、これはさすがになかなか手強いなと、鏡に映る自分の姿がカッコわるくてヘコんだりもしたのです。その後なんだかんだと忙しくて、意を決して通うことにしたのはその1ヶ月後。前に教わったことは、頭ではもうあんまり覚えてないので、おそるおそるとその難しい手と足の動きをやってみたら、あら不思議。1ヶ月前にはまったくできず、その後もまったく復習もせずに来たのに、すっと手と足が連動したのよ。
その後、週に2回ほどのペースで通い始めてからも、新しいパンチやらコンビネーションを教えてもらった時はなかなかうまくできないのに、その次かそのまた次に来た時にはスッと体が動いてくれるのです。そんな時にいつも思い出すのが、その昔ギターの先生から聞いた「さかあがり理論」。
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