10月22日(土)
水都フェス「水辺バル2011」
そんなこんなで土曜日の「水辺バル」出演を控えた前夜の話。
主催者側から驚きのメールが。
もともと決まってた(と言っても、こちらもやっと一週間前になって知らされたのだが)僕らの出演する2店舗のうち、1店舗は別イベントが入ったせいで時間が1時間早まり、もう1店舗は機材がないせいで演奏自体がなくなるとのこと。
んな、アホな。前日の夜でっせ。
ま、こういったネガティヴな話はあまり公表はしたくはないのだけど、事実は事実だし、2度とあってはならないことなので、記録として書き残しておく。
そんなあり得ない話に黙って従えるわけはないので、「ふざけるな」という趣旨の抗議のメールを返信し、また、間に入って下さった、僕らを推薦して下さった方にも事情を知らせ、まともな対応をしていただくのを待つことに。
そして土曜日。
お昼前に先方の担当者から電話があり謝罪は受けるも、何も対応できないという無策・無能ぶりを知らされて、しょうがないので「まともなイベンターなら、代替の場所くらい用意する」ということを教える。「あ、なるほど」という返事とともに、なんとかしますとの言葉をもらって、さらに待つことに。
午後2時、いよいよ出発すべき時間となったところでようやく電話があり、なんとか代替のお店が見つかったとのこと。場所は福島から天満橋に。
急いでメンバーに知らせ、Twitterでも場所の変更をアナウンス。
あいにくの雨模様だけど、天満橋から川辺に出れば、ほほう、イベントっぽい雰囲気。この川沿いエリアに来るのは初めてやなあ。
そのお店は、いかにも川沿いのカフェって感じでとってもオシャレ。女子大生なんかも多くて、金狼さんは冗談混じりに「『哀愁でいと』とか演る雰囲気じゃないぞ」と笑うくらい。
いやいや、けっこう幅広い年齢層が来てますよ。
お店の入口では、なぜか日本酒の飲み比べができるコーナーがあって、佐和子ちゃんはそれを水だと思って飲んで大騒ぎ(?)するくだりなんかもあったり。
ま、とにかく現場では楽しくやりましょう。
セットリストはこんな感じ。
1.風立ちぬ
2.哀愁でいと
3.話しかけたかった
4.空が晴れたら
5.夜明けの月に
6.ジュリアに傷心
7.青い風と白い空
たまたま目の前に座ってたカップルがドンピシャの世代だったみたいで、口ずさみながら聞いてくれてたよ。あまり音量は出せなかったけど、入口の方から時々のぞきに来る人とかいて、なかなか楽しかった。
結局2店舗目の代替の場所は見つからなかったため、予定していた2ndセットはできず。
事前にアナウンスしていたお店の方に僕らを観に足を運んで下さった方もいて、この突然の変更のせいで無駄足にさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。当初のお店の方には何か案内の紙などを貼っておいて下さいとお願いはしてたのですが、それも実行してなかったようです。ほんとに信じられませんな。
僕らの方は、いちおうイベント用の飲食チケットを頂いたので、食べて帰ることに。
2件目に入ったインド料理店が特に素敵で、量もたっぷりで美味。久しぶりにインド風のカレーを食べた。
船にも乗りたかったけど満員札止めだって。しょうがないのでそこで解散。
僕は岸和田まで。
何事をやるにも(ましてそれが初めてのことなら)必ず予期せぬトラブルは起こるし、思惑通りには決して進まないけど、それを乗り越えるスキルを身につけるために、みんな学生時代からいろんな経験を積んでるって思うのよね。
今回の件でも、言い訳の言葉の中に「不慣れ、未熟なもので」という言葉があったんだけど、どうかな。もしこれがビジネスの現場なら、ぜったいこんなミスはしてなかったと思う。こんな風に事前の予定を簡単にキャンセル・変更するなんて許されるはずがないって、ちょっと考えればわかるからね。
だから僕は、結局は「甘え」が原因だと思う。
許そうと思えば全然許せたし、メンバーも「しょうがないなあ」くらいで気にはしなかったと思うけど(でもきっと2度とオファーは受けないけど)、それでもここで文句も言わず許してしまうと、今後も「ミュージシャンが甘く見られる」気がしたんで、かなりきつく対応することにしたんだ。本人に直接言うのが僕のモットーでもあるし。
なので、締めの言葉は定番のフレーズ。
主催者の有限会社ハートビートプラン、及び関係各位には、猛省を促したい。
ということで、岸和田編に続く!