京都発・胸を撃つネオ・ニューミュージック、冴沢鐘己の気まぐれな日々
by Showky
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「途中の家」
詞・曲/冴沢鐘己
狭い道を曲がるたびに 膝を落としてみる
面影の空 見上げたら やっと思い出した
秘密の路地は近道で いつも駆け抜けてた
古い石の目印だけ 今は残るばかり
あの角に 優しい目をしてるじいさんがいて
くたびれた大きな犬と ただ静かに暮らしていた
お菓子ひとつ犬に分けて 頭をなでるたび
大きな手が僕の頭 いつもなでてくれた
雨の日に ひとり犬だけが寝そべっていて
真っ暗な家の奥を見て 静かにひとつ吠えた
街を出ていく頃には 家も取り壊され
消えた犬の行方すらも いつか忘れていた
この角に 優しい目をしてるじいさんがいた
わけもなく野良犬の姿 どこかに探してみる
狭い道を曲がるたびに 街は色あせてく
僕が暮らした家だけは 見つけないで帰ろう
空が高いうちに・・・
空が高いうちに・・・
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