8月8日(日)大阪 松原
K's2
エアー枕ってすごい。
今まで、夜行バスではそもそも寝るつもりなんかなくて、iPodで音楽をじっくり聴ける機会だと割り切ってたけど、今回、行きも帰りもあっという間に眠りに落ちた。
そんなんで午前7時、無事に神奈川から大阪へ帰還し、高井田の実家へ。
さて、風呂に入ろうと思ったら、着替えの入ったバッグがない!電車に忘れた!
梅田からはJRにしか乗ってないので、すぐに電話で届け出て、朝風呂に入って、朝ビールを飲んで、2時間だけ寝て。
着て帰ってきた厚木のイベントTシャツしかない状況ではライブどころではないので、布施まで服を買いに行って。
昼からは親父の初盆。
あれやこれやを済ませて、いざ、河内松原へ。
近鉄電車って、独特の風情があるよね。
K’s2はとってもおしゃれなライブバー。そこはかとなく美味しそうなカレーの匂い。
サクッとサウンドチェックをして、近くのマクドで佐和子ちゃんとコントの打ち合わせ。その後、店の外で立ち稽古(?)と新曲の練習。
どっちもまだ「体に入ってない」から不安は不安。
ま、それは必ず通過しなきゃならない「儀式」みたいなものだからね。
そんなこんなで第一部、ブッキングライブ編がスタート。
出演者はみんなレベルが高い。それに個性的。関西のライブシーンは層がほんとに厚いと思う。
僕らのセットリストはこんな感じ。
1.渚のバルコニー
2.話しかけたかった
3.セイシェルの夕陽
4.シーサイド・バウンド〜スニーカーぶる〜す
5.カナリア
6.愛を抱きしめよう
7.自由に歩いて愛して
定番の曲に新曲も織り交ぜて、あれこれセットリストも試行錯誤中というのが感じ取れますな。
コントも、シェイクダウンとしては、あんなもんかな。
反省材料は多々あり(落ち込む必要はないから、次に活かそう)。
持ち時間をオーバーして迷惑もおかけしましたが、とにかく他にはない「空気」を持ち込んで、イベントを暖めたのではないかと。
つまり、100%完璧な状態でないときは、何で勝負し、何でフォローするか。
もっと言えば、自分の「武器・持ち味」はなんなのか。
そのあたり、セッションになると如実に出るよね。
そんなわけで後半のセッションタイム。
テーマは70年代ということで、洋楽&邦楽のヒットパレード。
バーニーさん率いるホストバンドもただならぬ腕前。
1曲目が「心の旅」で、いきなりボーカルに僕へ指名がかかった。
わあ、実を言うとこの曲、知ってはいるけどまともに歌ったことがない!
Aメロが若干うろ覚え。
コーラスに、共演の「Anwish」ギター&コーラス、NINOさんが入って、素晴らしいハモりでフォローしていただきました。
いかん、これはリベンジせねば。
佐和子ちゃんも、後輩のシンガーとともに「翼をください」「やさしさに包まれたなら」の2曲で指名。とても即興とは思えないハーモニーを聞かせて客席にどよめきが。声がいいというのはほんとに最強の武器だ。
その他のヒットパレードの合間に、なんと出演バンドのオリジナル曲までホストバンドが演奏してくださる素晴らしい企画もあって。
我々の「青い風と白い空」も、ついにバンドサウンドに!
しかも、僕のアレンジそのままほぼ完コピ! あれ、けっこうかっちり作ったんで、大変なのよ。
これまた素晴らしい演奏で、感激&感涙。
そんなこんなで、音楽の楽しさを堪能して、いよいよラストナンバー。
これがなんと、ゴダイゴの「モンキーマジック」!!
ボーカルは僕に指名が。
いやいや、呼ばれなくても歌う気でいましたよ。
こういうのは僕にまかせなさい。
まったくリハもしてない即興で、僕自身、一回も(それこそカラオケでも)まともに歌ったことはないけど、大好きな曲は体にしみこんでる。
あとは演奏をよく聴いて、ノリを合わせて。
乗っかるところは乗っかる、引っ張るところは引っ張る。
「シンガー」として以上に「フロントマン」としての役割を全うできたと思う。
楽しいぜ。
そんなこんなで、山あり谷ありの波瀾万丈な一日が終わりましたとさ。
美味しい豚丼もいただいて、終わりよければすべてよし。
また新しい一日のスタートだ。