Showky Yomo-Yama Talking

 
 
 

京都発・胸を撃つネオ・ニューミュージック、冴沢鐘己の気まぐれな日々
by Showky
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黒い月のニーナ
YouTubeにショコラータがあった。
「黒い月のニーナ」

このPVをミュートマジャパンで見て、次の日にアルバムを買いに行ったんだ。

音楽ルーツは違うだろうけど、ミノルズの目指してる世界観と相通じるものがあるんじゃないかな。

http://www.youtube.com/watch?v=qGmcf0rmvxQ

ついでに加藤和彦も。
この曲は化粧品のCMで使われてて、1フレーズを聞いただけでまずシングルを買い、小遣いがたまったときにアルバム「うたかたのオペラ」を買った。
アルバムではYMOや矢野顕子が参加してるんだけど、このヒットスタジオ出演の時には、ムーンライダースを呼びつけてるあたりに、いかに加藤和彦が大物かが伺い知れる。

http://www.youtube.com/watch?v=9d8hTBptodc
80年代までのアーティストは、音楽への志が高い。というか、何かクールでアートでロックなものをクリエイトしようという意識が本当に高いと改めて思う。
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by Showky | 2011-02-07 00:17 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
魂のチャージ完了(紅白雑感も)
ほんとに久しぶりに、正月らしい正月を過ごした。
紅白を見て、年越しそばを食べて、親戚と会って、初詣に行って墓参りに行って、お笑い番組を見て、一日中酒を飲んで。

そうそう、紅白と言えば。

心なしかみなさん、気合いが入ってた気がするね。
若手や初登場組はもちろんだけど、ベテランさんでも。

印象に残ったのは坂本冬美。地味目の衣装に地味目の曲だけど、味わい深いものがあった。あの曲、見終わった後もずっと口につくよ。

吉田美和もさすがの気合い。
もしかしたら声とか単純な歌のうまさは絢香の方が上かも、と思ったけど、比べて聞くと、絢香はまだ「上手さの枠」に収まってる(悪くいえば譜面をなぞってる)感じ。吉田美和も、昔はそんな印象が個人的にはしてたけど、今回はダイナミックなスペクタクルがあった。やっぱりキャリアかな。

そして布施明。素晴らしかったね。もちろんだけど。
あの包み込むような笑顔がなんとも。

そういやあ細川たかしにも、一瞬スペクタクルを感じた。シャウトしてたよね。

そうさ、歌にもスペクタクルが必要だと僕は思うんだ。
ただの上手い人で終わるか、感動させるかの違いはそこにあると思う。

さて。

永ちゃんは、隠し球という性格上「会場でリハをしていない」影響が出たんだじゃないかな。
シューマッハだって、初めてのコースでいきなり全開では走れないからさ。

それと、飲み会の途中で参加するとなかなかテンションについていけないのと一緒で、途中からの会場入りっていうのもキツいものがあるよ。

でも、きちんとリハをしていつも通りのパフォーマンスを見せるのと、多少のリスクを負ってもサプライズを優先させるのとを比べて後者を選んだところに、永ちゃんのロック魂(というかサービス精神)を感じた。
でもやっぱり個人的にはマイクスタンドパフォーマンスを見せてほしかったけどね。



僕の方は、明日が歌い初め。今日から伴さんと岐阜に向かいます。
お寺で歌うのさ。若干場違いじゃないかという恐れはあるけど、だからこそ引き受けた。
とにかくひたすら楽しみ、楽しませることに徹したいと思う。
2010年も、まずはそこから。
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by Showky | 2010-01-04 11:48 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
80年代アイドルポップス、こだわり名曲選
mixi日記の流れで、ちょっとメモ代わりに。

80年代のアイドルポップスの中から、エヴァーグリーンな輝きを持つ名曲をセレクトしておく。

「北風のキャロル」荻野目洋子
「未来航海〜Sailing」でデビュー以来ずっと応援してたオギノメちゃんからは、この曲。楽曲的にもシンガーとしても、「フラミンゴinパラダイス」からは名曲ぞろいで特に「六本木純情派」が最高傑作だけど、彼女の‘不良と一緒にいるけど、ほんとは真面目で純情な女の子’路線の集大成的なこの曲の切なさがね、いいんだ。「心のままに」と迷って、こっちに。




「青いスタスィオン」河合その子
秋元康の最高傑作じゃないかな。歴史的名曲。ここから「ジェシー」くらいまでの河合その子は別次元のオーラを出してたねえ。




「スローモーション」中森明菜
明菜なら当然「セカンドラブ」なんだけど、なんだろ、訳の分からない良さがあるんだ。特にメッセージもドラマもないのに、たまらなくなる。何気ない1枚の写真で胸が切なくなる、そんな曲。




「話しかけたかった」南野陽子
いじらしい乙女心の歌だけど、男にもわかる普遍性があるよね。名曲。ぽろっとギターで歌うと、余計にしみるものがあるよ。




「青春のいじわる」菊池桃子
タイトルが狙い過ぎでよくないけど、中の歌詞もちょっと技巧的だけど、彼女のイノセントな歌声で神懸かりなリアリティーをもたらしてる。女の子が「僕」で歌ってる、それだけでも高ポイント。




「卒業」斉藤由貴
説明不要ですね。松本隆と筒美京平が本気で作ると、ここまで素晴らしい曲ができあがるという、青春ポップスの金字塔。




「夏模様」柏原芳恵
代表曲はもちろん「春なのに」だけど、いろいろとトゥーマッチになりがちな彼女には、これくらいの‘淡さ’がちょうどいい。声の良さが堪能できます。ルックス的にも、この頃の彼女はかなり好き。




「制服」松田聖子
まあ、この流れなら、これでしょうなあ。彼女のシングルA面曲では「渚のバルコニー」と「小麦色のマーメイド」が好きで、それは彼女の‘小悪魔っぽさ’がよく出てるからだと思う。




「トロピカル・ミステリー」安田成美
さあて、何人がわかるでしょうか。‘名前なんて、教えないわ。当ててごらんなさい’のフレーズが秀逸。歌がうまけりゃあいいってもんではなくて、情景を思い浮かべさせることができるかどうかが、実は一番大事。そう言う意味で、安田成美の‘声’に、高橋幸宏や鈴木慶一といったソウソウたる顔ぶれが夢中になったのには、それ相応の理由があるのです。




「教室」森川美穂
‘突然ですが 退学します 今から町を出るところです’というサビが強烈な、隠れた名曲。なぜ、どんないきさつでこの曲が生まれ、彼女が歌うことになったのか知りたい。




今日のところはこれくらいにしておこう。
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by Showky | 2009-02-19 13:59 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
「甲斐バンド」レビュー、プロローグその2
「昔、甲斐バンドが好きだったんですよ」って言うと、たいてい浜田省吾やチューリップ、長渕剛、矢沢永吉あたりも好きですよね、と言われる。

いや、もちろん嫌いじゃないし、彼らのシングル曲はたいてい歌えるけども、レコードはほとんど持っていないのね。かろうじて矢沢永吉ならアルバム「PM9」シングル「涙のラブレター」、チューリップはシングル「I Am The Editor」くらい。

結局、世界観や音楽性が近い分だけ、ざっくりと代表として甲斐バンドに集中したんだと思う。お小遣いには限りがあったからさ。もう1枚買うんなら他のジャンルのものを買おう、みたいな。

特に甲斐バンド、矢沢永吉、浜田省吾は、70年代後半から80年代にかけて、日本のロックシーンの基礎を作り上げたわけだから、似たところも多いのね。

基本的には「名もない貧しい若者が、夢を持って大都会で闘う希望と挫折の歌」みたいな世界。

その中で、矢沢永吉はいち早く「成功したものの姿」を見せた。曰く「成り上がり」。彼は詞を書かないので、その世界はほぼ完全にフィクションの世界。ポリシーやメッセージは有言実行の言動で示し、作り出す歌は、名もなき若いチンピラが憧れる「きらびやかで大人でハードボイルド」な世界。サウンドも、いち早くにAORを取り入れ、常に一流のミュージシャンで作り上げた大人のロック。

その真逆が浜田省吾。ほとんどメディアに出て来ない彼のメッセージは、すべてその歌の中にある。ビッグになった今でも彼のメッセージは、「日々の暮らしに追われながらも夢に挑む」者たちの歌で、デビューして以来、詞もサウンドもほとんどスタイルは変化をしていない。スプリングスティーンを下敷きにしたストレートなフォークロックに、適度に‘日本の歌謡ロック’を混ぜた感じ。まさにブルーカラーの歌。

で、甲斐バンドがちょうどその中間。デビューから解散までのおよそ12年間で、田舎の少年が大都会の裏側でもがく若者へ、やがてタフな大人の男へと成長する過程を描いてみせた。サウンドも、泥臭いフォークロックからNY仕込みの最先端ロックまで、常に時代とシンクロしながら変化を遂げて来た。
歌詞にはドラマがあり、サウンドは雑食性。特に曲想の幅広さが、僕の嗜好にあったのだと思う。ほとんど何でもアリだもんね。音楽に目覚めた思春期の少年にとって、甲斐バンドは様々なロックやフォーク、ルーツミュージック、ポップスへの格好の入り口となったのです。

そんなわけで、甲斐バンドの作品について、これからつらつらとぼちぼちと気まぐれに書いていきます。
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by Showky | 2009-01-30 13:52 | 音楽 | Trackback | Comments(1)
Don't make the safe choice !
白人の歌うブラックミュージックが好きだ。
ブルースでもソウルでもジャズでも。

歌から、‘理想に近づきたい’という強い意志を感じるから。

ビートルズもストーンズも、クラプトンもジャニスもダリル・ホールも、そしてホリー・コールも。

ジャズのサウンド自体は好きだけど、ハマるというほどではない。うまい人の歌を聴いても、上手いなあと思うだけで、あまりそれ以上深入りすることはない。
ただふたり、ヘレン・メリルとホリー・コールを除いて。

このふたりのアルバムだけは、1曲のさわりを聞いただけでCDを買いたいと思った。

ネイティヴの(つまり黒人の)シンガーが、天性の資質をフルに使って華麗にダイナミックに天衣無縫に歌い上げるのとは少し違い、ふたりとも、真摯にメロディーや歌詞に向かい合ってる感じがして、ね。
なんていうか‘客観的な視点’が歌にある気がするんだな。漠然とだけど、

で、今久しぶりにホリー・コールを聞いてます。夜にぴったり。

調べたら、ホリー・コールってデビューが決まってレコーディング直前に、自動車事故でアゴの骨を粉砕骨折したんだって。
それでも希望を失わず、固定された動かないアゴのままで、腹式呼吸の練習をしたそうな。
その辺のエピソードが、ここに公開されています。


最後のメッセージがいいやね。

Don't make the safe choice
「失敗を恐れず、リスクを負うこと。もしも道を誤ったら、そこからまた始めればいい。安全な道ばかりを選べば、あなたはそれ以上先へは進めないわ」


そもそも僕がホリー・コールに惹かれたのは、彼女も参加していたビートルズのカヴァーアルバムを聞いてから。
はっきり言ってビートルズのカヴァー企画にロクなテイクはないんだけど、彼女の歌う「I've Just Seen A Face」は本当によかった。ああ、こんないい歌だったんだって再認識したもの。詩とメロディーをちゃんと理解しているカヴァーだった。彼女が歌うスタンダードやポップスのカヴァーは、ほんとにハズレがないです。
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by Showky | 2009-01-29 02:53 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
レビュー:中森明菜「バラード・ベスト-25th ANNIVERSARY SELECTION」
最近のヘヴィーローテーション。
特に夜行バスで何か聴こうと思った時、このアルバムから始まって「歌姫」シリーズまで続くあたりで眠りに落ちるパターン。
夜中にパソコンで何かする時のBGMにもよく合う。

何がいいかと言うと、やっぱりあの例の囁くような歌声なわけで、ほんとに子守唄みたい。秀逸なアコースティックアレンジと絡み合って、懐かしさと切なさと苦しさと、そして優しさに沈んでいけるのです。

「歌姫」シリーズが話題になって、カヴァー曲やリメイクされたヒット曲の再録を聞いた時は、正直やっぱり「明菜、衰えたなあ。声、ガラガラで全然出てないやん」と思ったのね。
でもいくつか、新しい世界観というか、何かスッと素直に聴ける曲があって、ふとランダムで流れた時に聞き入ったりして。
あ、確かに中森明菜はもう、あの80年代の明菜ではなくなったけど、もしかしたら別の「明菜」に生まれ変わったのかな、と。

このアルバムでも、ベストアルバムということもあって「二人静」「月華」といった、いかにも全盛期の明菜らしい曲はあるけど、それよりももっと最近の曲や新録の曲が断然いい。
それはすなわち、明菜がまだまだ「現役」のシンガーである証。

さらには、ついつい気になる‘低いかすれ声’も、実は意図的にそういう歌い方をしていて、曲によっては済んだ高音で歌ったりもしてるのです。

特に聴けば聴くほど胸にしみいってくるのが、明菜最後のNo.1ヒットでありながらほとんどテレビなどで歌われていない「水に挿した花」と新曲の「あの夏の日」、そして90年代のアルバム曲だった「陽炎」
どれも、どちらかと言えば観念的でわかりにくい歌詞なんだけど、情景がありありと浮かんでくる。具体的なことは何もわからないけど‘どんな想い’なのかは、ひしひしとわかる。気持ちが同化する感じ。
これがつまり‘ハートで歌う’というやつですな。だてに「歌姫」ではないのですよ。

バラード・ベスト-25th ANNIVERSARY SELECTION-(初回限定盤)(DVD付)
※収録曲
1. 難破船(2007 Ver.) 2. セカンド・ラブ  3. あの夏の日  4. LIAR
5. 水に挿した花  6. 陽炎  7. 赤い花  8. SAND BEIGE~砂漠へ~ 
9. SOLITUDE(2007 Ver.) 10. 二人静  11. 月華  12. 予感
13. 初めて出逢った日のように  14. 駅  15. 帰省 ~Never Forget~(2007 Ver.)

中森明菜のシングルレビューはこちら
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by Showky | 2009-01-08 23:59 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
中森明菜、マイブーム
日々のちょっとしたことは、トップページでつぶやいてます。

いろいろレビューとか書きたいんだけど、やらなければいけないことがたくさんあるので保留中。

ちなみに最近は何度目かの中森明菜マイブーム中。
今回は90年代以降をよく聞いてる。今まであんまり聞く機会もその気もなかったので新鮮。

最近はハスキーになって声も出なくなったと言われてたり、僕自身もいくつかの曲を聴いてちょっとがっかりもしてたんだけど、なんのなんの。明菜様を侮っちゃいけない。とてもいい‘大人のシンガー’になってます。

夜に聞いたりするととてもいい。iPodで聴いたりすると、その色気と情感が、もう快感。「歌姫」シリーズもいいけど、オリジナルアルバムを聴きたくなってねえ。
今聴いているのが、2002年にリリースされた「Resonancia」
コーラスで平井堅が参加してます。

いや、これがいいんだ、また。多分ほとんどの人が、聴いても中森明菜だとわからないと思う。レビューはまたいずれということで、まずは騙されたと思って、iTunes Music Storeで視聴してみてくださいな。

Resonancia
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by Showky | 2008-12-14 22:56 | 日常 | Trackback | Comments(0)
郷ひろみ シングルレビュー・マイベスト10
お待たせしました。新御三家編のトリは、郷ひろみです。
何せデビュー曲が「男の子、女の子」ですからね。完全に女の子向けのアイドルというか、一歩間違うとキワモノととられてもおかしくないキャラだったので、「ファンだ」とは言いにくかったんじゃないかな、当時の人は。3人の中では真っ先に消えるだろうと予想してた人も多いのでは。

ところがあにはからんや。一番人気を持続させてて、今でも現役感を出せるのだから、わからないもんです。何より、郷ひろみ自身の「努力」は、とてつもなく凄いものだったのだなあと思うのですよ。

ヒット曲をずらずらと並べてみても、そりゃもう何でもアリというか。だって、これは番組でもよく話すけど、「お嫁サンバ」ですぜ。サビが‘1、2、サンバ、2、2、サンバ、お嫁、お嫁、お嫁サンバ’ですぜ。あり得ないというか、とてもシラフでは歌えない。それをギリギリのところで、コミックソングではなく「ヒット歌謡曲」として成立させるのは、並やたいていではないよね。
もともとリアリティーの薄いキャラだから、リアリティーのない歌を歌ってリアリティーを出せるというパラドックス。

そんなわけで語りにくく順位もつけにくい、数多いひろみのヒット曲の中から、ひとまず僕が選んだのはこの10曲。


1.禁猟区
1977年リリース。作詞・作曲は阿木曜子&宇崎竜堂コンビ。
阿木さん、やってくれてます。なんとサビが「、、、」と書いて「テン、テン、テン」と歌う。斬新。この曲辺りから、郷ひろみもイメージチェンジを図ってますね。かわいい男の子から、男っぽい青年路線へ。
で、この曲、カラオケで歌ってみて初めて気付いたんだけど、仕掛けの多いメロディーはもろ宇崎節。でも、ひろみが歌うとそうは聞こえない。ちゃんと「郷ひろみ」の歌になってる。この曲から、郷ひろみに‘熱い’曲が増えてきます。



2.バイブレーション
1978年リリース。やはり男っぽい歌で、仮にヒデキが歌うと暑苦しくなるくらい。それをひろみは無機質に淡々と歌うので、逆にクールに男っぽく聞こえるというカッコいいナンバー。「禁猟区」と比べてこっちが1位でもいいんだけど、ま、ハデさの差でこの順番に。



3.哀愁のカサブランカ
1982年リリース。説明不要の大ヒット曲。カバー曲だけど、オリジナルより出来がいいという希有な例。何より訳詞が素晴らしい。原曲より断然いい。ことほどさように「郷ひろみでなくても成立する」名曲だけど、この泣きのメロディーを淡々と歌うのが、結果的に良かったんだよね。しみじみと胸にしみる良さがあるのです。


4.若さのカタルシス
1980年リリース。それほど売れてないのでマニアックというか、知らない人も多いのでは。この頃のひろみは、年に1枚派手なシングルを出してヒットを飛ばす合間に、こういった地味で繊細なタイプの曲を出してました。でも、この路線が本来の郷ひろみの持ちキャラというか、地に近いと思うんだけどな。リアリティーがあって大好きです。他には「地上の恋人」とか「未完成」とか好きだったな。

5.How manyいい顔
1980年リリース。そう言った仕掛けの多い派手なヒット曲のひとつ。‘処女と少女と娼婦に淑女〜’といったインパクトのある歌詞に、どちらかと言えば平たい単調なメロディー。だからこそ郷ひろみでしか成立しないナンバー。何がいいのかって説明するのが難しいけど、レコードを聴いてもテレビで見ても、自分で歌っても楽しかったな。

6.ハリウッド・スキャンダル
1978年リリース。意欲作。曲そのものはとてもゴージャスで、それこそ歌唱力というか、歌手としての力量が問われるような曲だけど、そこに‘フィクショナルな歌詞’を乗せることで、郷ひろみの歌として成立させてます。とてもヒットするとは思えない曲調だし、実際当時の基準からすればトップ10入りを逃す‘コケた曲’のひとつだけど、その意欲というか、歌への姿勢は伝わってきました。だからこそ、今聞いても全然色褪せない輝きを持ってます。

7.マイレディー
1979年リリース。ドラマとのタイアップ、郷ひろみ自身の作詞作曲、初期の「よろしく哀愁」を思わせる、キャッチーでわかりやすいメロディーということで、当時ちょっと下り坂だった人気を再び押し上げるヒット曲となりました。
解説としては、これ以上でもこれ以下でもないけど、やっぱり歌ってて楽しいんだよね、この曲。

8.哀しみの黒い瞳
1982年リリース。「哀愁のカサブランカ」に続く洋楽カバー。それもアッと驚くフリオ・イグレシアスのカバー。だって当時フリオは日本でも(もちろん世界的にも)人気絶頂で、声質からスタイルから全く違うのに、モロに比べられるんだぜ。曲も、フリオが歌うからこそ成立するようなメロディーライン。無謀ですよ、ダンナ。
でもヒロミは真っ向勝負。‘歌’で挑んでます。郷ひろみのド本気が伝わってきました。後にバラードシンガーへと転向する自信が、この曲で持てたのでは。

9.タブー(禁じられた愛)
1980年リリース。同時期の「セクシー・ユー(モンロー・ウォーク)」の方が有名だし、そっちでも全然いいんだけど、敢えて埋もれがちなこっちをとりあげました。まさに「ザ・郷ひろみ」なナンバー。別にわざわざレコードを買うほどではないけど、なんかついつい歌っちゃうよね、ベストテンやヒットスタジオに出てると見ちゃうよね、てな感じ。ま、それがアイドルの本質でもあるんですけどね。
で、その水準を維持しながら、年に1枚、ファンでなくても思わずレコードを買わせるようなヒットを当てる。なんと郷ひろみは、今にいたるまで(スパンは長くなっても)それをキープしてるのです。驚嘆。

10.林檎殺人事件
1978年リリース。言わずと知れた樹木希林とのデュエット。完全に企画もので、ほとんどコミックソングだけど、いい曲ですよね。特に歌詞がね、ばかばかしいと思わせて、なんとなく深みを匂わせる、阿久悠全盛期の手腕がいかんなく発揮されてます。で、こういう曲を、心から楽しそうに歌う郷ひろみの姿がね、ああ、ほんとにいい人なんだなあと思えるんですな。


結局のところ、もともとの‘リアリティーのない存在感’が功を奏して、今でも、例えば若手芸人に‘イジラレキャラ’として扱われても、汚れたりせずに宇宙人のようなオーラを出し続けられているわけだから、もう天性の‘スター’なんですね。
しかも歌やダンス、演技に真剣に努力を重ね、それでいて天真爛漫さをなくしていないわけだから、まさに日本歌謡史に残る希有なスターです。きっと何年経っても、忘れ去られそうになるたびに再評価の波がくるんじゃないかな。
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by Showky | 2008-10-07 15:27 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
野口五郎 シングルレビュー・マイベスト10
小学校の頃、同級生にとても気の強い女の子がいて、その子が野口五郎のファンだって言ってたのを意外に思ったことがあります。
なかなか男には野口五郎の良さはわからないけど、女の子は「優しい人」が好きだからねえ。そういう意味では、新御三家の中で最も早くキャラが確立していて、実はデビューしてからすぐに安定した人気を獲得してたんですね。
「私鉄沿線」とかびっくりするくらいナヨナヨした歌詞だけど、あんまり不快感はないというか、説得力あるもんなあ。
70年代も後半になると、オトナの男として少しずつ路線変更をしなきゃならなくなって、不幸なことに「ザ・ベストテン」の始まった頃から人気が下降したため、三人の中では一番パッとしないイメージだけど、少なくとも70年代は一番セールスを上げてたんじゃないかな。
歌唱力にも定評があったのに、すぐ上の世代(いわゆるビッグ・フォー、沢田研二・布施明・五木ひろし・森進一)の全盛期とぶつかって、結局無冠に終わったのも、ちょっと不幸だったかも。

そんなわけで、現時点での僕の好きな10曲はコレ。


1.グッド・ラック
1978年リリース。最後のトップ10ヒット。ちょっとハードボイルドな歌詞と、AORテイストのオシャレなメロディーが、まさかここまでゴローと合うとは!と驚かされる名曲。もちろん作曲は名コンビの筒美京平。「サムライ」とか「戦士の休息」に通じる、いわゆる‘女を捨てていく歌’だけど、持ちキャラの‘優しさ’もちゃんと感じられて、女性も安心して聴けます(?)。
‘男は心に オーデコロンをつけちゃいけない 行かせてくれよ’
って、いいフレーズだねえ。



2.針葉樹
1976年リリース。よく「カックラキン大放送」で聴いたなあ。これも筒美京平。野口五郎でしか成立しない、優しくてスケールの大きな名曲。1位を穫りたかったねえ。結果的にはこの76〜77年あたりが全盛期で、曲の粒も揃ってて、もしこの頃から「ザ・ベストテン」が始まってたら、この後のゴローの人気ももっと違ってたんじゃないかと思ってます。



3.むさし野詩人
1977年リリース。ああ、甲乙つけがたい。ここまでの3曲は全部めっちゃ好き。比較的存在の地味なこの曲は、実は作詞が松本隆で、作曲はこちらも名コンビの実兄、佐藤寛。松本隆らしい情景描写の絶妙な詞も、ソフトファンクでカッコいいメロディー&アレンジも素晴らしい。ゴローの中では一番カバーしたい曲。
ちなみに昔、レトロなレコードプレイヤーのプラモデルがあって、それについてたシングルレコードのレーベルがこの曲でした。それくらい、当時の野口五郎は人気があったのです。


4.19:00の街
1983年リリース。僕らの世代で野口五郎のヒット曲と言えば、実はこの曲が一番印象深いんじゃないかな。完全にヒットチャートから忘れられて低迷していたゴローの、起死回生のヒット曲。これで紅白にも復活。作曲はもちろん筒美京平。
筒美京平って、とってもしかけの多いメロディーを書く人なんだけど、ゴローにだけはなぜか、一見地味な、でもとても音域の広い難しいメロディーを書くんですね。それでけ信頼しているということなのかな。この曲はよくカラオケで歌った。最後、半音上がるところが気持ちいいのです。

5.私鉄沿線
1975年リリース。説明不要ですね。さすがに僕も小さかったから、そんなにテレビで見た記憶はないけど、最後までソラで歌えるもんねえ。完全に男女の設定を逆転させた歌詞が、ある意味革命的。でも、実は男にはこういう女々しさも密かにあるので、歌うと意外に気持ちいいのです。

6.甘い生活
1974年リリース。野口五郎最大のヒット。日本ではほぼ売れた試しのない三連のバラードで、インパクト的にも「私鉄沿線」に劣りながら、これだけのヒットとなったのは、まさに筒美京平によるメロディーの素晴らしさの証明と言えるのでは。野口五郎の歌唱力も最大限に引き出してて、非常に質の高い楽曲です。

7.オレンジの雨
1973年リリース。ヒデキやヒロミもそうだけど、デビュー間もない頃はゴローも、キャラクターを確立するためにいろんなタイプの曲を歌ってて、この曲も、異色作ながらピタッと狙いがハマった曲。微妙にサイケでファンキーなアレンジが、この時代らしくて面白い。これ、カバーしても面白いかもね。

8.君が美しすぎて
同じく1973年リリース。ヒデキなら「傷だらけのローラ」に当たる、いわゆるシラフでは歌えないタイプの、インパクト抜群のナンバー。

9.青春の一冊
1979年リリース。80年代を目前にスタイルを見失い、一気にセールスを落とした地味な曲だけど、やっぱりゴローにしか歌えないタイプの誠実なナンバーで、なかなかに癒されますよ。

10.真夏の夜の夢
1979年リリース。コロッケの物まねで有名なナンバー。もうアレンジがね、時代の徒花と言うか、ちょっと今ではキツくて聴けないけど、ベストテンやヒットスタジオでは生バンドの演奏なので、非常にロックでカッコよく聞こえたのです。ゴローのギターもカッコよかった。

1977年の「沈黙」から「泣き上手」までのシングルも、非常に質の高い仕上がりなんだけど、あまりにも歌詞が凝りすぎてて、タイトルからでは曲が思い出せないんですよね。それでも安定してトップテン入りしてたんだからなあ。
もしかしたら、まだまだ野口五郎再評価の時代がこれから来るかもしれませんぜ。

ちなみに西城秀樹のレビューはこちら
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by Showky | 2008-08-20 14:05 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
西城秀樹 シングルレビュー・マイベスト10
新御三家って、それぞれ事務所とか別なのに、ものの見事にキャラクターが分かれてますよね。楽曲的にも早いうちから路線と言うかスタイルが確立してて、それも人気が長く続いた要因。後は、どうやって年齢とともに幅を広げていくか。
10年以上に渡ってトップアイドルで居続けた彼らのシングルヒット曲の中から、僕なりに好きな楽曲を10曲、選んでみました。

まずは西城秀樹
ワイルドな情熱派・熱唱系。アクションも派手で歌も上手いし声もハスキー。男から見てもカッコいい。
たくさんあるヒット曲の中で、現時点での僕の好きな順番はコレ。


1位.ブルースカイブルー
1978年リリース。西城秀樹でしか成立しない、スケールの大きな名曲。作詞はサスガの阿久悠。秀樹はこれでレコード大賞か、少なくとも最優秀歌唱賞を穫っておくべきだったと思う。でもそれほどの大ヒットに結びつかなかったのは、作りがシングル向けではなかったから。最後にならないと盛上がらないのね。いわゆるテレビサイズでは、なかなかこの曲の良さが伝わりにくい。ちゃんとフルコーラスじっくり聴くと、ラストの「青空よ心を伝えてよ 悲しみはあまりにも大きい」のリフレインが、ほんと胸をうつ。女性にとっても、こんな風に情熱的に愛されたいだろうし、男にとっても、例え他人の女であっても奪いたいと思うほど、素敵な女性に出会いたい。そしてそれほどの愛の喪失が、少年を「男」に変えるのです。



2位.炎
1978年リリース。熱唱系のヒデキのヒット曲には「傷だらけのローラ」や「ブーメランストリート」や「ギャランドゥ」などなど、有名曲は他にいっぱいあるけど、僕はこの曲が一番好き。それらの曲は、確かにヒデキじゃないと成立しないけど、シカケが大きすぎて、ちょっとシラフで聞けないみたいなところがあるじゃないですか。だけど、この「炎」はちゃんとリアリティーがあって、もの凄く感情移入が出来る。前半が低くて地味なぶん、サビの「あ、あ、あー」からの盛り上がりは爆発力満点。ヒデキと一体化できる瞬間ですよ。



3位.ブーツを脱いで朝食を
1978年リリース。この次期あたり、「脱・熱唱」を狙ってヒデキもいろいろとイメチェンを図ってたわけですが、いちばん成功したのがこのスタイル。つまり、セクシー系(と言っていいのか)。どっちかといえば地味なメロディーで、サビもあるのかないのか微妙だけど、歌はすごい色っぽくて、男でもドキドキ。女性はたまらないのでは。
で、ヒデキはこの地味目の曲を、意外にハデなアクションで歌うんですね。ライターのギミックが話題になったけど、それがなくてもなかなかのインパクト。


4位.眠れぬ夜
1980年リリース。やはり「脱・熱唱」を狙って、なんとオフコースの地味な曲をカバー。これはもちろん曲がとてもいいんだけど、小田和正とはまったく声質が違うのに、ヒデキバージョンもなかなかいい。原曲に忠実なアレンジも好感度が高いですね。純粋にヒデキの「声」が堪能できます。


5位.南十字星
1982年リリース。80年代に入り、若手アイドルの台頭で人気に翳りが見えた頃の、起死回生のヒット曲。時代的には‘今さら’感の強い純然たる歌謡曲だけど、純粋に‘ヒデキって、やっぱ歌うまいよね、いい声だよね’と思えるところが、ファンを呼び戻したと言うか、ヒットに繋がったのだと思う。

6位.悲しき友情
1980年リリース。ヒデキのディスコグラフィーの中では珍しい、筒美京平の作曲。とってもトリッキーなメロディー構成で、なんとサビがない。でも、ドラマティックな歌詞と見事にリンクして、一本の青春映画(昔の日活映画)を見終わったような充実感があります。

7位.抱きしめてジルバ
1984年リリース。言わずと知れたWham!のカバー曲で、なんと同時期に郷ひろみもこの曲をカバーリリース。この頃はすでに人気の低迷期に入ったヒデキに比べ、ヒロミはまだまだ定期的にヒットを飛ばしていたので、下馬評では圧倒的にヒデキが不利。赤っ恥をかくのではとさえ言われてたところを、まさかの逆転勝利。久しぶりの大きなヒットになりました。これはもう、プロデュースやディレクションの勝利ですよね。変に洋楽っぽさを出そうとせず、歌詞に英語も入れず、徹底的に歌謡AORにリフォームしたのが成功の要因。もう完全に‘ヒデキの歌’になってて、オリジナルよりもいいんじゃないかと思えるくらい。

8位.薔薇の鎖
1973年リリース。初期のヒデキの曲の中では、軽快ロックンロールなこの曲が好きかな。

9位.激しい恋
1974年リリース。定番曲だけど、この曲にヒデキの魅力が全部詰まってるというか、この曲でヒデキのスタイルが確立したと言えるので、入れておきましょう。あらためて聞くと、スピード感のあるアレンジがなかなか。この頃のスタジオミュージシャンの演奏力はべらぼうに高いです。

10位.ジャガー
1976年リリース。ヒデキ絶叫ソングの最高峰。後のシブがき隊に通じる‘おバカソング’に、ほぼ両足を突っ込んでるけど、歌が上手いと言うことは、それだけで説得力を生み出すという好例。


これだけのダイナミックな歌唱力があるのに、代表曲が「ヤングマン」だというのはヒデキにとって幸せなのかどうだったのか。確かに賞には恵まれなかった新御三家の中で唯一、それでビッグタイトル(歌謡大賞)を穫ったけど、それゆえに‘実力派シンガー’の称号をつかみ損ねたというか、もっともっと大きな曲を歌える人なのに、とは思います。
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by Showky | 2008-08-03 16:25 | 音楽 | Trackback | Comments(1)

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