Showky Yomo-Yama Talking

 
 
 

京都発・胸を撃つネオ・ニューミュージック、冴沢鐘己の気まぐれな日々
by Showky
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やってみなよ。望むところだ。
火曜日のリスナーさんから頂いた誕生日プレゼント。オシャレ。
お酒もたくさんいただいて、毎晩いい気分です。おおきに。

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そうそう、気分転換に久しぶりにDVDを見た。
クリント・イーストウッドの「ダーティーハリー4」。これは当時、ロードショー後の2本立てで、確か「ペイルライダー」と一緒に観たなあ。布施の小阪国際劇場で。この映画館、真ん中の数列がとても豪華なVIP席で、空いてれば普通の値段で座れるのよ。今もそうなのかな。当時は高井田に住んでたので、いい組み合わせの映画の時はよく観に行った。「西太后」もそこで見た。なんで観に行ったのか忘れたけど。

「ダーティーハリー」シリーズは、言わずもがなの人気シリーズだけど、4は異色でちょっと(いや、だいぶ)暗い。監督はクリント自身で、そのせいかテーマがヘヴィーなのね。人物造形に情け容赦がない。でも、そこは娯楽アクション。ラストは痛快。逆光でマグナム片手に立ってるハリーが、もうたまらなくカッコいい。

超有名な台詞「Go ahead,and make my day」は、とっても日本語に訳しにくいスラングだけど、「やってみなよ。望むところだ」は、日本語らしい、いい訳だね。
あと、僕が「泣けるぜ」って頻繁に言い始めたら、この映画の影響だと思って下さいな。

クリント・イーストウッドこそが「信念」という言葉の象徴みたいなもんなので、自分自身の水先案内人みたいな感じで、時々その作品に触れたくなる。
「5」だけまだ見たことないので、いずれそのうち見よう。


昨日は、ほんのちょっと心うきうきすることがあって、なんか高校生の頃を思い出したりした。まさに「高2キャラ」まっしぐら。ダーティー・ハリーへの道は遠いぜ。



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by Showky | 2011-04-20 12:04 | 映画 | Trackback | Comments(0)
志の高さと基礎力に、層の厚さを感じる
今日は心斎橋まで出て、津田なおみさんと一緒に「大韓民国1%」の主演女優、イ・アイさんの記者会見取材&単独インタビュー。

新人とは言えさすがは映画の主演女優。
可愛いのはもちろんだけど、スタイルが素晴らしい。
身長167cmの9頭身。ちょっと本上まなみ似。

ただルックスがいいだけじゃなくて。

今やアジア1番の映画大国になりつつある韓国でチャンスを掴むほどだから、そもそもの「志」をね。インタビューの端々から感じられるのよ。

もともと日本映画が好きだったらしくて(小津安二郎「東京物語」とか黒澤明「羅生門」とか)、日大芸術学部に留学。この3月に卒業で、そのまま大学院に進むとか。

だから日本語ペラペラ。

運動神経を認められて今回のオーディションにパスした後は、1年大学を休学して、体作りと撮影。

軍隊が舞台で、しかも女性初の特殊部隊員という役だから、相当鍛えないとリアリティーが出ないもんね。
それに日本と違って徴兵制のある国だから、求められるリアリティーの度合いが違う。しかも、CGはもちろんスタントなしでやってるのよ。まさに「ガッツ」。

そこまで頑張ったのに、インタビューの中で何度も「自分の出来に納得してない」っていうのよ。
僕らや他の記者さんにも「映画、面白かったですか?」って確認してて。

そう聞かれても困るんだけど、そういう「できるだけ客観的な評価が知りたい」って姿勢もいい。

利発、聡明で、でも女の子らしいお茶目さ、キュートさもあって、自然体。

いやあ、こりゃ応援せねば。

なんつっても、目が合って挨拶した瞬間に「カッコいいですね♪」って言ってもらえたからね。うん。そりゃいい子に決まってる。はは。

今回のインタビューの模様は、来週月曜午後5時からのなおみさんの番組「LOVEシネマ」でオンエアーします。

ずっと日本語だったんだけど、最後に韓国語でメッセージを言ってもらって。

もうねえ。
女の子の話す韓国語はほんとに可愛い。何を言ってるかわからなくても全然構わない。

映画も面白いです。日本での公開は3月中旬。
レビューはまたあらためて。

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by Showky | 2011-02-08 21:51 | 映画 | Trackback | Comments(0)
勝てなくても逃げない。負けても屈しない~ポール・ニューマンについて語ってみる
好きな俳優は何人もいるけど、どんな「男」になりたいかと聞かれたら、僕はポール・ニューマンだ。

青い目をした二枚目で、典型的な「ヒーロー」タイプだけど、彼が演じるのは「アンチヒーロー」ばかり。かと言っていわゆる性格俳優っぽい(ダスティン・ホフマン、デ・ニーロやジャック・ニコルソンのような)アクの強い役柄でもなく、あくまで普通・等身大のままに‘男の生き様’をさりげなく演じてる。

今までに僕が見たのは16作品。「スティング」は別格として、何度も繰り返し見るのは

1.「暴力脱獄」
小学生の頃にテレビでラストシーンだけを見て、それでもボロボロ泣けた。その時僕が見たのは撃たれる前に見せた笑顔だけだけど、それだけで、その後のジョージ・ケネディーの突進にじゅうぶん感情移入できた。
大人になってから初めて頭から見て、やっぱりいい映画だと思った。
フィルモグラフィーを見ても、この映画で彼は「自分のスタイル」を確立したんじゃないかと思う。

見るからにタフでもマッチョでも正義漢でもないけど、誇りは捨てない。勝てなくても逃げない。負けても屈しない。ユーモアやウィットは忘れない。負け犬のような人生でも、ずっと誰かの心に残り続ける、そんな男の物語。


2.「明日に向かって撃て!」
説明不要の大傑作。名場面はいろいろあるけど、個人的にはラストシーン直前の「クソっ!俺の欠点は頭が良すぎるんだ!」って台詞が好き。
アメリカン・ニューシネマはほとんどが、救いがなかったり神経症的だったりするけど、この映画には知的なユーモアが満ちているのがいい。
ラストショットのポスターはずっと家の壁に貼ってた。


3.「ノーバディーズ・フール」
晩年、70才の頃の小さな名作。小さな町に家族を捨ててひとりで暮らす、どっからどう見ても人生の落伍者のダメ親父なのに、あれほどチャーミングなのは何故?。それはポール・ニューマンだから。

なんだろうね。人は誰でも間違いを犯す。逃げるか逃げ出さないか、自分にウソをつくかつかないか。
確かに逃げずにはいられない、投げ出さずにはいられないことも人生にはある。でも、目までつむってしまえばお終い。
何も事件は起こらないけど、時は流れ人生は動く。人は人を好きになる。
まあ、そんな映画。
息子や孫と再会するシークエンスでの台詞のやりとりが秀逸。日本映画には絶対できない芸当。

ちなみに共演はブルース・ウィリスにジェシカ・タンディ、メラニー・グリフィス、そして今やオスカー俳優になったフィリップ・シーモア・ホフマンまで出てる。いい演技と美しい雪景色が見れます。この辺がアメリカ映画の懐の深さ。


4.「ロイ・ビーン」
いちおう西部劇だけど、これっていわゆるカルトムービーだよね。語り口がとっても斬新。初めて観たとき面食らった。
自分自身無法者のくせに、そこが無法地帯なのをいいことに勝手に判事を名乗り、次々と無法者を縛り首にする無茶苦茶な男が主人公。
ただ、なんか妙にスジが通ってるのよね。そこがスター、ポール・ニューマンの力。
無茶苦茶なアンチヒーローが、最後は見事に伝説のヒーローとなる痛快娯楽映画。
もっともっと再評価されてしかるべき。


5.「評決」
娯楽映画にこだわってきたニューマンにとって、唯一と言っていい社会派映画。医療過誤訴訟をテーマにした法廷もの。ヘヴィーです。
ニューマンも持ち味の「ユーモアとウィット」を封印して、人生に敗北したダメ弁護士をリアルに演じてる。
しかも監督がシドニー・ルメットなんで、クライマックスの最終弁論も地味。だからこそ、抑えた迫真の演技が堪能できるのよ。
オープニングとエンディングもクール。


後はまあ、「ハスラー」も「タワリーング・インフェルノ」も「ロード・トゥ・パーディション」ももちろんお薦め。「スラップ・ショット」も捨てがたい。

あ、「ハスラー2」は、トム・クルーズが(もちろん役柄上)あまりにムカつくので1回しか見てない。また見てみるか。


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by Showky | 2011-01-24 19:17 | 映画 | Trackback | Comments(0)
君はとてもきれいだ
 You are so beautiful to me
 You are so beautiful to me
 Can't you see?

 You're everything I hoped for
 You're everything I need
 You are so beautiful to me

 君はとてもきれいだ 俺には過ぎるほど
 君はとてもきれいだ 俺には過ぎるほど
 わかってくれるかい?

 君こそが 俺の夢見ていたもの
 君さえいてくれれば それでいいんだ
 それほどに君は美しい 俺にとっては

  「You are so beautiful」Joe Cocker
   訳詞/冴沢鐘己

------------------
ブライアン・デ・パルマ監督、アル・パチーノ主演「カリートの道」のラストで流れるのがこの曲。
中学生でもわかる簡単な言葉だけの歌詞だけど、訳すのは難しい。というか、訳しがいがある。
個人的には「to me」がポイントなのね。

歌うジョー・コッカーという人は、とてもじゃないがハンサムではない。声もダミ声。

この映画の主人公、アル・パチーノ演じるカリートも、一時は名を馳せたギャングだけど、今はもう峠を越えて裏の世界にはうんざりしてる。
そのカリートにとって、人生をやり直す希望となる女性がひとりいた。
しかしその彼女も、今は挫折に沈んだ暮らしをしてる。

だからこそ。

うわべの美しさ、華やかさではなく、‘今の’君が必要なんだと。

こんな俺でもいいかい?
こんな私でもいいの?

大の大人が愛そのものに少し臆病になる、そんなニュアンスすべてが「to me」に込められていると、僕は解釈したんだ。

この映画のラスト、この曲の流れる瞬間はほんとにとても美しく切ない。
矜持を持った男を描くハードボイルドにこそ、甘いバラードは輝くのよ。


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by Showky | 2011-01-24 00:38 | | Trackback | Comments(0)
正義は誰の心にもある〜レビュー「評決」
ポール・ニューマンのユニークさは、二枚目スターなのにヒーローっぽくないところだ。なのに、ちゃんとヒーローを演れる。

クリント・イーストウッドが、現れた瞬間、ただ立っているだけで「ヒーロー」なのに比べると、画面に現れるポール・ニューマンは、いつもたいてい「普通の人」か「人生の落伍者」か「いかがわしいけど憎めない男」だ。

若い頃の傑作「暴力脱獄」ですでにそのスタイルは完成されてる。
ツキにも何もかも見放され、つまらない理由で刑務所にブチこまれた男、ルーク。どこからどうみてもダメ人間なのに、何かが違う。
心の中の‘汚れていない魂’が、絶望の中に光を灯す。

僕はこの映画がほんとに好きで、完全に相棒役のジョージ・ケネディーに感情移入して、ポール演じるルークのことを見てしまう。だからラストシーンがたまらなく泣ける。
ちなみに、後年の刑務所ものの傑作「ショーシャンクの空に」にでも、いくつかオマージュされてるシーンや設定があるよね。


代表作「明日に向かって撃て」「スティング」、一風変わった西部劇「ロイ・ビーン」は、いかがわしいけど憎めない男の典型。

そして全盛期後半の代表作「評決」が、彼のスタイルの集大成。
どこにでもいそうな(誰にでも訪れそうな)境遇で、挫折と孤独のどん底にいて、でも魂までは腐っていない男。

かつては希望に燃えた弁護士。しかしトラブルに巻き込まれ、ツキに見放された後は、アル中同然の落ちぶれた生活。
見かねた友人が、とある仕事を持ってきてくれる。
医療ミスの裁判で、普通に示談に持ち込みさえすれば万事解決。

しかし、あることがきっかけで、彼は周囲の反対を押し切り裁判に挑む決心をする。相手は超一流で勝つためにどんな手段も厭わない無敵の弁護士。

ここまでくれば、まさにヒロイックな法廷ものだけど、そうは問屋が下ろさない。

監督は社会派の巨匠シドニー・ルメット。
派手な演出など一切なく、音楽さえもほとんどなく、厳しい現実を叩き付ける。

クライマックスの最終弁論シーンも、ケレン味あるアル・パチーノの演説とは違い、ポール・ニューマンの口調は静かだ。
静かに問いかける。

正義とは?

ラストもほろ苦い。

なぜ、彼女は電話をかけるのか?
なぜ、彼は電話を取らないのか?


人は何に従って生きるべきなのか。
自分で自分の心を裏切ったとき、人はどのようになるのか。

ポール・ニューマンを含め、名優たちのリアリティーある素晴らしい演技によって静かに胸に問いかけてくる名作です。
すでに始まった裁判員制度への心の準備という意味も含め、チラッとみておくのはいかが?なんて。

あと、何気ないシーン(ピンボールで一喜一憂したり、朝からビールに生卵を落として一気飲みしたりとか)で、ポール・ニューマンのお茶目さが楽しめます。


晩年の佳作「ノーバディーズ・フール」にも、ポール・ニューマンらしさが存分に溢れてます。地味だけど味わい深い、いい映画。


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by Showky | 2009-08-13 17:52 | 映画 | Trackback | Comments(0)
足が絡まっても、踊り続ければいい
アル・パチーノが好きだ。

クリント・イーストウッドが「ついていきたいヒーロー」で、ポール・ニューマンが「なりたい自分」だとすると、アル・パチーノは「もっとも感情移入できる」役者かな。

若い頃の作品だと「狼たちの午後」が一番のお気に入り(「ゴッドファーザー」は別格)。
切羽詰まって銀行強盗をやらかして、押し入ったとたんに取り囲まれて、人質と一緒に立てこもる羽目になった男の話。
シドニー・ルメットのドキュメンタリータッチの演出とともに、ぐいぐいと惹き付けられて、主人公に感情移入してしまう。


近年では何と言っても「セント・オブ・ウーマン」
もう何度も見てるけど(実は昨夜も見た)ほんとにこの作品での「盲目の退役軍人」の演技は凄い。神業。
マーティン・ブレストの演出も、空間と時間を少し広めにとってあるので、まるで一緒にその空間にいるような気分になれる。

絶望と孤独のどん底にいる老人と、トラブルに巻き込まれ挫折しようとしている若者。
自分では自分をどうにもできないけど、お互いがお互いの力になれる。
そんな人生の一瞬の出会いを、丁寧に暖かく描いてます。

「たとえ足が絡まっても、踊り続ければいい」の名台詞で有名なタンゴのシーン、
パチーノの感情が溢れ出すリアルなつかみ合いのシーン、
スリル満点のフェラーリのシーン、
そしてラストの大演説。

「困難にぶつかった時、逃げるのはたやすい。だが、一度汚れてしまった魂には、義足はつかないんだ」

人生の岐路にぶち当たった時にこそ、見るべき映画です。未見の人はぜひ。


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by Showky | 2009-08-12 14:31 | 映画 | Trackback | Comments(0)
マン・オン・ワイヤー
自由になるためには?

出世を望まぬこと
繰り返しの日々に逆らうこと
そして、人生のエッジを歩くこと


昨日見た「マン・オン・ワイヤー」のラストの台詞。

今は無き、アメリカ貿易センタービル、通称ツインタワーの屋上両端にワイヤーを渡し、地上500mの高さで命綱なしに40分間の綱渡りパフォーマンスをした(しかも、無許可で)男のドキュメンタリー。

写真1枚でも凄いけど、ドキュメンタリーだから関係者の証言があって、それがやっぱり面白い。
どう考えても無茶苦茶な計画に、「お、面白そうやん」と手伝う連中の話も面白い。そんな話に乗るくらいだから、みんなどっかいかがわしいというか、危なっかしいのね。お互いに「あいつは信用できねえな」みたいなことを思ってたりして。
でも、だからこそありえない計画を楽しみながら実行に移し、途中のハプニングも乗り越えて実現にこじつけていく、そのバイタリティーが愉快。

祭りの後は淋しさがつきもので、終えた後にはそれぞれに様々なドラマはあるんだけど、当時の事を思い出し、思わず吹き出したり感極まる姿に、僕は「人生の幸せ」を感じる。

何も起こらない、安定した人生も幸せだけど、波瀾万丈、もの凄い感動や絶望を繰り返す人生はもっと素敵だ。

命を終える時に「ああ、なんだかんだで楽しい一生だったな」と思いたい。

そう言えば、ブラッドベリの名作短編「万華鏡」にも、そういうモチーフはあるよね。

500mの綱渡りは、落ちたら確実に死ぬわけだけど、「夢が叶って死ぬんなら、別に怖くはない」と思って、フィリップは一歩を踏み出す。

だから、地上500mの綱の上で、彼は笑ってお辞儀をしたり寝転んだり、捕まえに来た警官をからかうように、8回も往復するんだよね。

その気持ちはわかる。

僕は小学生の頃、長屋の2階の屋根に登って、隣の長屋の屋根に飛び移ったり、大阪城の堀を降りて、石垣を素手で上ったりしたよ。バカとしか思えないけど、いい想い出さ。恐怖心なんてまるでなかった。

今はもちろんそんなことはしないけど、大人には大人なりの冒険はあるはず。

何かにしがみつくから、怖くなるのさ。

もちろん根拠も準備もない冒険は自殺行為だけど、自分に力をつけ、自信を持てるようになったら、後は自分を信じ、余計なものは捨てて一歩を踏み出す。

その瞬間に、何物にも代え難い感動がやってくるんだろうね。


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by Showky | 2009-08-02 16:10 | 映画 | Trackback | Comments(0)
グラン・トリノ
昨日ちょっと河原町に用事があってMOVIXの前を通ったら、映画1000円の日だったのね。
どれどれとラインナップを見ると、ちょうど「グラン・トリノ」が見れる。

なので、久しぶりに映画館で映画を見た。
奇しくも同じクリント・イーストウッドの「ミリオンダラー・ベイビー」以来。

評判は聞いていたし、クリントの映画にハズれはないんだけど、そりゃあもう、予想以上、期待以上に素晴らしかった。

アメリカは‘父性’の国なので、映画でも小説でも常に‘男は男としてどう生きるべきか’、そこから敷衍して‘人はどう生きて、どう死ぬべきか’がテーマに流れている。
特にクリントの映画はそう。

「グラン・トリノ」のストーリーや、何がどう素晴らしいかは各自ネットで検索してみて下さい。時間と金が許すなら、実際に見るべき。
特に男なら、腐った邦画や安直なSFXムーヴィーなんか見てる場合じゃないぞ。

ちょこっと個人的な感想を。

この映画には、クリント以外に有名な俳優はひとりも出て来ない。
「許されざる者」や「ミスティック・リバー」、あるいはついこの前に公開された「チェンジリング」の豪華キャストと比べた時、クリントはほんとにこの映画を、自分のパーソナルな小品として作ったんだと思う。
黒澤明の「生きる」と比較するレヴューが多いけど、僕は、ポール・ニューマンの晩年の(やはり小品の)名作「ノーバディーズ・フール」を思い出した。

虚飾や見栄を排し、かと言ってひとりよがりな理屈を振り回さず、自分の正直な内面と静謐に向き合いながら、何かを後世に残そうとする意思。
それを、温かなユーモアに彩られたエンターテイメントに仕上げるというのは、そう簡単なことじゃない。
紛れもなく、ポール・ニューマンもクリント・イーストウッドも、実際にそんな風な人間として生きてきたってことなんだな。

途中何度も、それこそコントのようなシーンがあって、場内はクスクスと笑いがおき、ラストに向けて緊張や怒りの感情が芽生え、最後はあちこちで鼻をすする音が聞こえる。エンドロールの最後まで誰も立ち上がらず、誰もがあれこれ想いを巡らせながら静かに映画館を出る、そういう映画です。

ああ、「チェンジリング」も見ておきたかった。

グラン・トリノ (クリント・イーストウッド 監督・主演) [DVD]
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by Showky | 2009-06-02 12:34 | 映画 | Trackback | Comments(0)
荻野目洋子とスライダーズと金田一耕助とエプロンおばさん
そんな日曜日だったわけですよ。週に一日くらいは頭を休めないと。

YouTubeで、全盛期の荻野目洋子の映像を見る。「ダンシングヒーロー」から「六本木純情派」あたり。
実はデビューの「未来航海」の頃から彼女には心惹かれるものがあって(実はシングルレコードもずっと買ってる)、2年近く立ってからのブレイクには本当に小躍りして喜んだものだけど、その原因はやっぱり彼女の「目」なんですね。
まさに「まっすぐな瞳」。上からでも下からでも、驕るのでも媚びるのでもない、まっすぐに歌に向き合う瞳。あらためて当時の映像を見ても、凛としたカメラ目線。
デビューからブレイクを経て、引退するまでずっと、その眼差しの変わらなかったことがうれしい。
その佇まいが歌にリアリティーを与えていて、だから彼女の歌には‘ロックに通じるストリートっぽさ’があり、同世代の女の子のファンも多かったのだと思う。

ルックスでいえば、やはり「六本木純情派」の頃の髪型が一番かわいい。そうそう彼女はライブで、ストーンズの「Undercover Of The Night」を(アレンジはジャネット・ジャクソン風だったけど)取り上げていたのです。スタッフにも恵まれていたのですな。
荻野目洋子 Best Selection


その後はThe Street Slidersを聞きながらちょこっとした作業。
スライダーズは、2ndの「がんじがらめ」から名作「天使たち」までが特に好きで、とりわけ「夢遊病」には特別の思い入れがある。浪人中、電車の中や下宿の部屋で何度も何度も聞いていた。「Time Is Everything To Me」とか「Let's Go Down The Street」とか、胸にしみる。
彼らのアルバムの中では地味な方で、でもそのどこか枯れた、乾いた空気感が、ダウナーな気分に合うのですな。僕の中では、ジョン・レノンの「心の壁、愛の橋」や、ストーンズの「It's Only Rock'n Roll」と同じ位置づけのアルバム。癒しの一枚。
しかしスライダーズは、「天使たち」とBOXセット以外廃盤状態。そんな頭の悪い、役に立たないレコード会社なんて、いっそ潰れてしまえばいい。
天使たち


メシを食った後はDVDで「悪魔の手鞠歌」を見る。もちろん市川崑版。
「犬神家の一族」と並ぶ傑作。映画的にも原作的にも。
家の古さにびっくり。当時の日本を再現しているんだろうけど、あんな日本家屋、もうどこにもないでしょうなあ。
誰もが語り尽くしているけど、市川崑の演出は凄い。有名なカット割りやカットの挿入はもちろんだけど、編集のリズムがね、絵だけでなく、台詞や音の重ね方がカッコいい。粋。
自分でも映像を編集する時に、そういったリズム感をもっとも重視するんだけど、それはきっと小さい頃に何度も見た市川崑の映画が無意識に影響してるんだと再認識。
あと、これも今さら、だけど、俳優陣の演技が素晴らしい。とりわけ若山富三郎と大滝秀治。それに、岸恵子の美しさはこの世のものとも思えない。
悪魔の手毬唄


風呂に入りながらエプロンおばさんを読む。
ご存知ですか。長谷川町子の作品ですね。サザエさんやいじわるばあさんのような四コママンガではなく、どの話も変則的な長さ。
昭和30年代の下宿屋を舞台にしたホームコメディー。
サザエさんもそうだけど、長谷川町子のマンガはこの頃の作品が一番いいと思う。
古き良き日本と日本人に会える。牧歌的で大らか。まさに落語的世界が現実にあった最後の時代なんでしょうな。

サザエさんも、1970年代以降になると世相を反映して品性がなくなっていきます。それは作者の作風が変わったのではなく、時代ごとそうなっていってしまったのですね。世相を反映する新聞連載だったから、それはもうしょうがないこと。続けて読んでると、サザエさんが‘オバさん化’していくのがはっきりわかります。
だからサザエさんも、3巻から10巻あたりまでがおススメ。
サザエさんもチャーミングだし、なによりワカメちゃんがかわいい。カツオくんより大活躍してます。

エプロンおばさん (1)
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by Showky | 2008-04-20 23:23 | 日常 | Trackback | Comments(4)
DVD三昧〜映画編
この正月は、見たかったDVDをじっくり見て過ごしました。
まずは映画編

「暴力脱獄」
出演: ポール・ニューマン、ジョージ・ケネディ
監督: スチュアート・ローゼンバーグ
まだ小学生だったころ、テレビでラストシーンだけ見て泣けた映画。ジョージ・ケネディに同化してしまった。とにかく若かりしポール・ニューマンの魅力全開。カッコいい男というのは、こういうのをいうのだよ。
暴力脱獄
暴力脱獄


「ロイ・ビーン」
出演: ポール・ニューマン、エバ・ガードナー
監督: ジョン・ヒューストン
ポール・ニューマンの代表作の一つだけど、あまりちゃんと見た記憶がなくて、廉価版で出てるのを機にやっと観賞。をを、こんな素晴らしい映画だったのね。これもまた男の映画。‘やることはむちゃくちゃだけど、スジは通してる’そういう伝説の男の物語。こんな男になりたい。
あ、女性もカッコいい。侠気ある男には、侠気ある女が側にいるのだよ。
ロイ・ビーン
ロイ・ビーン

「獄門島」
監督:市川 崑
原作:横溝正史
【CAST】石坂浩二 / 司葉子 / 大原麗子 ほか
ほんとは(76年版の)「犬神家の一族」を見たかったんだけど、なかったのでこっちに。もちろん昔に何度か見たんだけど、久しぶりの観賞。やっぱり市川 崑はスタイリッシュですよね。いろいろ勉強になるし、単純に面白い。あと、若い大原麗子と坂口良子が信じられないくらいに可愛い。司葉子も信じられないくらいに美しい。
獄門島
獄門島
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by Showky | 2007-01-04 04:03 | 映画 | Trackback | Comments(0)

冴沢鐘己 公式HP

PALMTONE RECORDS
Time For Love


81.8MHz fm GIG
毎週土曜21時〜生放送
「ムーンライトブレイクSaturday」
ネットラジオもリアルタイムで


曲の試聴や映像・写真などの作品は、MySpaceで公開しています。

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冴沢鐘巳は誤植です(^_^;