山南さん、ついに切腹。
そりゃあ、泣けるさ。あんだけひとりひとりに見せ場がたっぷりあれば。
僕が今年の大河ドラマ「新選組」を見始めたのは、ちょうど新選組が京都に来たあたりで、その時のエピソードで一番印象に残ったのは山南と土方だったから、昨日の演出はものすごく感情移入しやすかった。初回から見ていない人にも、いや、新選組を知らない人でも(僕も詳しくはなかった)悲しさや悔しさやジレンマは十分伝わったんじゃないかと思う。
この新選組は時代劇大河ドラマというよりかは、「グッドフェローズ」とか「ワンズ・アポン・ア・タイム」とかに近い‘青春の光と陰’のドラマなんだね。
キャスティングも、それぞれの役者の演技も、とてもいいと思う。
主役クラスの役者が大挙出演していた、かつての大河ドラマのような重みには欠けるけど、今の日本にはあの世代で‘誰が見ても主役’と納得させられる役者がいないんだから、しょうがないですな。
25年くらい前なら、松田優作、萩原健一、水谷豊、中村雅俊、沖雅也、原田芳雄あたりがキャスティングされていたかも。お〜!とっても見てみたいぞ!
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