やってきました、イブ前夜の金曜日。
昨夜の疲れもなんのその、頑張って早起きをして、朝9時40分には彦根駅へ。
ところが、僕が完全に勘違いをしてて、ほんとは瀬田駅に集合でそこから車に乗っけてもらう予定だったのね。
ま、仕方がない。マクドで朝マックを久々に食べながら監督さんたちを待つことに。
10時半くらいに無事合流して、花しょうぶ通り商店街へ。
いよいよ映画の撮影、2日目。
さっそく亜梨沙ちゃんに作ってもらった衣装を着て、まずは室内のシーンを撮影。ここは僕の意見を取り入れてもらって、シナリオの解釈を少し変えたのね。うまくできただろうか。
もちろん外での撮影もあって、商店街のお馴染みの皆さんも出演されてたよ。
皆さんからも、左近の衣装は高評価。ひと安心。
通りを一人で歩くシーンも、監督さんから「その衣装、絵になりますねえ」とのお言葉を。やったぜ、亜梨沙。
この日は朝から雪がちらついていて、映画的には秋の設定なので下手をすると撮影も危ぶまれていたんだけど、そこはそれ、僕は晴れ男。いざ撮影を始める段になると晴れ間が出てくるのよねえ。よかったよかった。それでも寒かったけど。
最後は佐和山城址をバックに、本日の撮影終了。隣にいるのは‘現代の三成’くん。僕は彼を「殿」と呼ぶのです。
お昼抜きで撮影をしたので、午後4時過ぎにようやくみんなでランチ。ビッグボーイでハンバーグを食べた。
彦根でみんなと別れ、僕は野洲へ。初めての野洲。
日も暮れた頃、向かった先は駅前にある昭和歌謡喫茶「ハーモニカ」。
どうですか、この佇まい。
もうほんとにレトロで雰囲気あっていい感じ。
中に入ると、初めてなのに「お話は伺ってます!冴沢さんですよね」みたいな感じで暖かく迎えていただいて、人気メニューの「昭和パフェ」を頂いちゃったのよ。
白玉から小倉あずきから抹茶アイスから、全部手作りだって。上品で美味しい!
主催の古林さんも到着し、いよいよ歌声ライブスタート。僕はゲストのポジション。
1部と2部の間にちょろっと歌わせてもらったのよ。
1.時の過ぎゆくままに
2.さらば恋人
3.積木の部屋
4.ブルー・シャトウ
最後は大合唱で盛り上げていただきました。第2部でもちらっと「神田川」をみなさんと歌って。
とにかくご近所の方がこの企画を楽しみにしてるというのが、ひしひしと伝わってくるのね。まさに昭和な雰囲気満載。お店の名前にもある珍しいミニハーモニカまでいただいたよ。3cmくらいしかない、ほんとにミニサイズ。でもちゃんと1オクターブの音が出るのだ。
と、ここで終わりじゃないのよ。
夜の9時過ぎに、今度は古林さんの車で「ハーモニカ」を後に。
雪の舞散る真っ暗な湖岸道路を北へ。
着いた先は、彦根は新海浜という場所にある、豪華な建物。
ああいうの、なんていうんだろうね。ウィンドサーフィンの方々が集まる宿泊もできるイベントハウス(個人所有)。
この日はそのクラブの創立25周年記念パーティーが開かれてて、総勢40人の方がもうすでに出来上がって寛いでいたのよ。そりゃまあね、10時も軽く回ってたからね。
大急ぎでマイクやら準備をして、サクッとミニライブ。
1.カサブランカ・ダンディー
2.ランナウェイ
3.ジュリアに傷心
4.勝手にしやがれ
5.ブルー・シャトウ
いやあ、やっとひと息ついた。カレーやお酒をご馳走になり、古林さんや皆さんとゆるゆるとセッションタイムに突入。
深夜1時を回ったところで寝ることに。ちゃんと40人分の布団があるのよ。
さすがに疲れたけど、土曜日も忙しいぜ。続く!