昨日は午後から、Blue Eyesにてちょっとした作戦会議。
本気で何かを変えようと思うと、始めるのは何気なさそうな一歩から。そして根気が大事。もちろんビジョンも。
その後、大阪へ向かってフォルテ☆倶楽部(ひとつ前の日記参照のこと)。
歌い終わった後、梅田である人物と待ち合わせ。
それこそ10年以上前、ブログはおろか個人のホームページすら世の中に少なかった頃、アーティスト同士のネット上の交流・情報交換の主流はメーリングリストだったのね。
そこで日本各地のアーティストと知り合いになって、ついには関東と関西でライブイベントまで協力しあって開催したりしたのよ。
もちろんアーティストというのはアクの強い人間が多いから、議論やもめ事も起こったりしたけど、そういうぶつかり合いを通して「認めあう」関係も生まれたりして。
やがてメーリングリストの時代も終わり、交流が途絶えた後も、なんとなく友情の続いてる仲間がいて、何年かに一回ぐらい、関西や関東で顔を合わせたり、ライブをしたりすることもあって。
その内のひとり(僕よりはちょっと?人生の先輩)が、仕事の関係で大阪にいるということで、僕の予定ともうまく合って、久々の再会。
横浜の人で、震災当日は東京にいたそうなので、「その瞬間」のリアルの話も聞けた。
僕で言えば、大阪にいる時に地震が起きて、誰とも連絡が取れず、全部の電車が止まったまま夜が来る時、どうするっちゅう話ですよ。
歩いて京都まで帰る? どこかに野宿? アポなしでも誰かの家へ押し掛ける? 食べ物もないよ。
みたいな状況。
わあ、考えたくない。まさに「非現実」。でもそれが現実に起こってる。
ちなみにその方は、一瞬だけTwitterが繋がってヘルプを発信できたおかげで、なんとか都内の友人宅まで辿り着けたんだって。それも、都内の地理に詳しかったら何とか歩いて行けたそうな。
その他にも、もちろん音楽の話や教育の話(!)なんかを、鳥貴族にて語り合い。
そう言やあ面白いもんで、当時僕と意気投合した連中は、みんな今もそれぞれのスタンスでしっかり「音楽」と取り組んでる。やめて堅気になった人間も多い中で。
みんな実力は折り紙付きだから、またいずれ一緒のステージに立てるかもね。その時にみっともない姿は見せれないから、僕は僕で成長し続けるぜ。