5月6日(金)大阪医療センター12F
フォルテ☆倶楽部
いろいろあった一日なんだけど、とりあえず忘れないうちにフォルテ☆倶楽部のレポートを。
今年に入ってから、だいぶ定着してきたのかこの時間を楽しみに来て下さる入院中の方がずいぶん増えたんだけど、なんだかんだ言ってやっぱり女性の方が多いのね。
ところが今日はほとんどが男性。その上、年齢層も幅広い感じ。
ちょっとたじろいだけど、セットリストを当初の心づもりと少し変えて、いざスタート。
1.時の過ぎゆくままに(沢田研二)
2.霧の摩周湖(布施明)
3.錆びたナイフ(石原裕次郎)
4.手紙(由紀さおり)
5.想い出まくら(小坂恭子)
6.さらば恋人(堺正章)
7.夜空(五木ひろし)
8.上海帰りのリル(津村謙)
9.君が美しすぎて(野口五郎)
10.積木の部屋(布施明)
11.また逢う日まで(尾崎紀代彦)
女性はね、ノッてきてるなとか反応が表情ですぐわかるので、こっちの気分もノッてくるんだけど、男性(特に年配の方)の反応を引き出すのはなかなかハードルが高い。
別に気にしなきゃいいという意見もあるけど、「それを気にするため」に歌いに来てるというのもあるのですよ。一種の修行。
ひとまずひとりだけいた女性の様子を見ながら曲の流れを作っていくと、少しずつ他の方々の変化(指でリズムを取ったりとか、一緒に口ずさんだりとか)も見えてきて。
遠い席で新聞を読んでた男性が、途中から前の席に移動してきたときは心の中でガッツポーズ。
今回の初挑戦曲は、五木ひろしと野口五郎。いいところを突いた選曲だと思うんだけど、その分、認知度がどの程度なのかは若干不安。
でも「夜空」は小さい頃から好きな曲だったし、「君が美しすぎて」もね、歌謡曲らしい‘飛び道具感’が歌ってて楽しいのよ。
それにしても。
ほんとに一回、自分の歌ってるところを客席で見てみたい。自分の声がどの程度まで届いているのか客観的に知りたい。