この世には2種類の人間がいる。
「原理主義」か「現場主義」か。
組織やシステムを維持するには「原理」すなわち「ルール」が必要で、それがきちんと確立していないと、その組織・システムは1~2世代で崩壊する。
でも「原理」は絶対ではない。
仮にその「原理」が絶対普遍の「真理」だとしても、それと「運用」は別問題だ。
何が言いたいかというと。
どんなルールであろうと、現実に即していないものは変えるべきだよ、と。
教育もそうだし、例えば大きな会社とか役所とかあれやこれや。
そりゃあリスクマネジメントの観点から、いろいろセイフティネットは張らないといけないけど、原理を守るためにやたらと無駄な時間や手間をかけさせるのは、結果的に大きな社会的損失を生み出すよ、と。
つか。
ちゃんと賢くて行動力と決断力のある人がトップとか然るべき地位に着いてさえくれれば、世の中は随分と良くなるってことなのさ。
あんまり寒いからうっかりするけど、時間の流れはとてつもなく早い。
巨大なソニーがもたもた愚図なことをしてる間に小さなアップルが市場を制覇したように、少なくともこれからしばらくは「現場主義」、言い換えれば「空気を読み、空気を動かせる」連中がどんどん世の中を変えていくと思うよ。
あ、今ちょうどiPodから「ファイト!」が流れてきた。
♪ファイト! 闘う君の歌を 闘わない奴らが笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を 震えながら昇って行け♪
やっぱり中島みゆきはすげえな。